Nikon DXフォーマットの中堅機種。上位機種にD500があるが、D7500のセンサー、画像処理エンジンはD500と同じです。本日現在、D7500ボディの価格は、93,793円、対して、D500ボディの価格は148,290円で売られています（いずれも価格.com調べ）。

私は、昨年の秋位に購入して、レンズキットを15万円位で購入したと思います。

値崩れしているのは残念ですが、私はこのカメラは非常にいいカメラだと思っています。

まず、軽い。カメラは、上位機種になればなるほど大きく重くなり、機能も絞られていきます。この2機種の比較でも、D7500が640gなのに対して、D500は760g。実際に持ってみると、結構差を感じます。

また、D500には内蔵フラッシュがありません。D500は上級者向けモデルで、フラッシュが必要なら、外付けのスピードライトを付ければ、という考えです。しかし、旅行先でちょっとした補助光が必要なときなど、内蔵フラッシュは重宝します。他にも、プリセットのシーン別設定などがD7500にはあります。

総じて、いつも携帯しやすく、旅行などにも持って行きやすいのはD7500だと思い、購入時はD7500を選びました。もちろん値段の差もありましたが。

いま、カメラの買い換えを検討されていて、どちらがいいかと聞かれれば、私はD500を勧めます。結局、ありがちな最上指向が反映されて、D500の方が人気があるのでしょう。買って後悔があまりないと思います。しかし、D500を自在に操るのは至難の業。一眼レフの入り口がD500だとは思えません。

D500を否定しているわけではありません。私も、色々勉強していく中で、今だったらどっちを選ぶかといえばD500のレンズキットを選ぶと思います。ちなみに、掲載の写真に就いているレンズも、D500のキットレンズである16-80mm f2.8-4です。このレンズは、非常に使い勝手が良く、「かゆいところに手が届く」様なレンズです。

でも何かのきっかけで一眼レフを始めたい（お子様のお誕生とか）、という方には、D7500のレンズキットを勧めます。安いが、絶対に対価を上回る満足感があると思います。